3月2日-5日、台北を訪問してきました。訪問目的は、台湾の音楽教育事情の視察です。
まずは2日。夕方の便で台北へ。
久しぶりのセントレア。
台北に到着♪
宿泊先は華国大飯店(インペリアルホテル台北)。格安ツアーにしては、老舗の立派なホテルに大満足。
明けて3月3日。なぜか朝から携帯にメールがたくさん。
中日新聞に学長就任の記事が出たらしい。就任日である9日の朝刊に出してくれるというので引き受けた取材なのにどういうことだろう???。。。。などと思いつつ、最初の訪問先の光仁中学を訪問。
幼稚園、小学校から高校までの一貫した音楽科を有する台湾で唯一の私立学校という説明。
小学校、中学校に音楽科があるというのは、義務教育では普通教育を鉄則とする日本では考えられないこと。
1学年35名の音楽科とのこと。現在の高3クラスの内訳は、略号でメモしておくと、Pf5,Vn3,Vc3,Cb2,Fl2,Ob1,Cl3,Fg1,Hr2,Tb1,Per1,Sop2,T1,Br2,中国楽器2とのことでした。
思ったよりピアノが少ないなぁという印象ですが、日本と同様かつてはピアノがもっと多数だったとのこと。
丁寧に説明してくださった音楽班負責人(音楽科主任)の謝先生。Musicology(音楽学)がご専門とのことでした。
台湾も経済成長の鈍化と急速な少子化の進行の中、ほぼ日本と同じような傾向が出ているようでした。電子オルガンやピアニカは教育現場には入り込んでいないようでした。
あとで山葉(YAMAHA)さんに聞いた話ですが、リコーダーは子どもの数の二倍が売れるとのこと。学校教育の現場では、リコーダーが盛んなようです。
余談ですが、台湾でのクラスの呼び方。
國一忠というのが國民中学1年忠組、つまり中学1年A組、以下、クラスは孝仁義愛信義和平・・・と続きます。高校1年A組は、高一忠、つまり高級中学1年忠組。
もう一つ余談。
光仁中学には約束よりも30分早く着いてしまったのですが、キャンパスをふらふらしていたら、前校長先生で副理事長の林先生が学校のことをいろいろと立ち話で説明してくださいました。気さくなお人柄に感謝♪
お昼は、鼎泰堂で小龍包♪