名古屋は快晴。風は冷たいが、ぽかぽかと気持ちの良い陽気である。
台南芸術大学からのお客様をお迎えするため、大学へ。
今日と明日、打楽器の学生同士の交流が行われる。
今日はリハーサル、明日の5限に交流演奏会が開催される。
学長室にて執務後、伏見の電気文化会館へ。
名古屋音楽大学卒業生によるピアノコンサートを聴く。
終演後、池下へ向かう。
古川美術館別館の為三郎記念館にて、高北幸矢インスタレーション『落花の夢』を観る。
入口では、変わることなく『吹寄(ふきよせ)』が出迎えてくれた。
『落花の夢』シルクスクリーン。
『無量』。
『黙想』。
『廻(めぐる)』。
『無二(むに)』。
椿をあしらった和菓子とお抹茶をゆっくりといただく。
落花「椿」はこうして一つ一つ高北の手で造り上げられていく。
『為三郎』と名付けられた下駄と椿。
屋内から『落花竹林』を眺める。
『夢遊』。
窓の外に浮かび上がる『夢遊』。
『姫』と名付けられた白い椿。こっそりと覗き込む。
庭園の茶室には内覧会の時には無かった作品が前からそこにあったかのようにさりげなく置かれている。
庭園を散策。
庭には本物の寒椿が咲いていた。
屋外から『落花竹林』を観る。
『雨乞』と名付けられた作品。屋根の上にちょこんと落花。
『臨狭』。最初に見た時よりも、だいぶひしゃげている。
閉館時間が近づき、夕闇が迫ってきた。
今日が最終日ということであるが、ようやく来館の夢が叶った。内覧会初日以来、2回目である。
「初日と最終日だなんて粋だね」、と高北先生から有難い一言をいただく。
16時20分から閉館の17時までの短い時間であったが、じっくりと高北幸矢のおもてなしの世界を味わわせていただいた。感謝。
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