13時過ぎに家を出て、稲葉地オペラ振興会主催公演「フィガロの結婚」を聴きにいく。東文化小劇場で毎年行われている公演も今年で5回目。どんどんと円熟度を増してきている。
土日の2日公演だが、早々にチケットも完売。立ち見が出るほどの満員御礼である。
今年も素敵なフィガロを魅せてくれた。
稲葉地オペラ振興会は、オペラキャストもオーケストラもスタッフも名古屋音楽大学の卒業生を主なメンバーとして結成された団体である。本学の所在地である名古屋市中村区稲葉地町が団体名の由来となっている。本学の学生サークルである名古屋音楽大学オペラ研究会のメンバーも加え、今年も期待通りの素晴らしいオペラを聴かせてくれた。
こうした質の高いオペラを身近に聴くことができる環境があることは、長い目で見ても、とても意義のあることだと思う。地域社会にとって、そして、これから育つ音楽の担い手たちにとってである。稲葉地オペラ振興会のますますの発展と活躍を期待したい。
「育てる大学、育つ大学。」