忌中。初七日まで実家にて過ごす。
19日通夜、20日告別式。連日の良い陽気に心癒される。
23日夜、名古屋に戻る。
帰りの新幹線の中で三首。
祝う春 何処に来たり 福寿草 季節変われど 換わらぬ現
（いわうはる いずこにきたり ふくじゅそう きせつかわれど かわらぬうつつ）
春寂し 夢か現か 初七日よ 遺影の父は 頬笑み語らず
（はるさむし ゆめかうつつか しょなのかよ いえいのちちは ほほえみかたらず）
線香の 松葉のように パチパチと のぞみの窓を 春雨叩く
（せんこうの まつばのように ぱちぱちと のぞみのまどを はるさめたたく）
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