2013/08/11

8月11日(日)晴。〜記事の最後に名古屋音楽大学在学生にお得なお知らせ〜

名古屋は39℃の予想。暑い一日となった。朝から自宅にて過ごす。

15時半過ぎに自宅を出る。灼熱の太陽がじりじりと照りつける。



伏見地下街を通って、伏見駅から池下駅へ。

古川美術館の分館である為三郎記念館にて、高北幸矢インスタレーションVol.2「落花、夏の夢。」を観る。あいちトリエンナーレ平行企画である。昨年の秋に続いての為三郎記念館でのインスタレーション個展である。

8ヶ月ぶりの「吹寄(ふきよせ)」に迎えられる。


入口に設けられた縁台。すぐ横に氷柱。




椿をモチーフにしたインスタレーションである。写真上は「無量」、下は「無二」と名付けられている。どちらも床の間にしつらえられた作品である。



「水鏡」と名付けられた作品。水盤に浮かぶ落花、椿である。


「姫」と名付けられた、作品の中で唯一の白い椿。


「落花竹林」。中庭の竹林に落ちた椿。


白椿をあしらった涼しげな扇子。手刷り。40本限定で販売されているとのこと。


丸窓から「落花竹林」の中庭を眺める。



「夢遊」と名付けられた作品。畳に直接に大きく描かれている。



「足摺」。敷き詰められているのは足摺岬の砂。足摺岬には15万本の椿の原生林がある。


手前は「雨黙」と名付けられた水溜めの壺に浮かぶ椿。奥に見えるのは「落花の夢」と名付けられたシルクスクリーンである。




瀧水の流れの中に落花する椿。「龍神」という作品。



離れに置かれた作品「雪椿」。



雪をかぶった椿に見立てた和菓子を冷たい抹茶とともにいただく。


椿は一つ一つ手彫りでつくられる。一枚一枚の花びらが高北幸矢氏の手により一枚ずつ一枚ずつ、丁寧に削りだされる。


ショップではたくさんの作品とグッズが販売されている。





17時閉館。

その後、ウェスティンナゴヤキャッスルで開催中のArt Nagoya 2013へ。


全国29ギャラリーによるアートフェアである。ホテルの客室を会場として各ギャラリーの作品が展示販売されている。

【名古屋音楽大学の在学生へ】
〜古川美術館・分館為三郎記念館入館料無料のお知らせ〜
古川美術館とその分館である為三郎記念館の入館料(一般1000円、学生500円)が、あいちトリエンナーレ期間中、名古屋音楽大学の学生は学生証を提示することで入館料が無料(本人のみ)となります。ぜひお出かけください。和菓子にも利用できる「呈茶割引券」付き。
(美術館としては演奏企画なども考えたいとのこと。この機会にぜひ足を運んでみてください。)
古川美術館HP http://www.furukawa-museum.or.jp/
アクセス http://www.furukawa-museum.or.jp/info/location

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