2013/08/10

8月10日(土)晴。

あいちトリエンナーレが開幕。今日は芸術監督の五十嵐太郎さんと共にトリエンナーレ実行委員会事務局の案内で岡崎エリアを見学する。

東岡崎駅をマイクロバスで朝11時に出発。まず向かったのが松本町会場。珍しい「木のアーケード」。松應寺への参道となっている。



旧あざみ美容室では青木野枝さんの作品。円に切り出した鉄板を溶接してつなげている。


溶接によりつなげられた円は、旧美容室の内部から外部へと展開する。


納屋橋会場では、丸く切り出した鉄板を溶接でつないだ別の作品を見ることができる。

木のアーケード途中の路地を東に入る。かつての花街である。時代を感じさせる建物である。




それにしても暑い。


松應寺。


ベロタクシー乗り場がある。




松本町会場をあとにして、マイクロバスに乗り込む。昼食の後、康生会場へ。

岡崎シビコ。


5階のフロアでは、フロア全体を大きく使って「FALLING」というインスタレーションとパフォーマンスを組み合わせた作品が上演されている。壊れたピアノ、新聞紙、光、風によって構成された空間を、パフォーマーの老若男女が行き交う。




時間を超えた異空間に紛れ込んだ気分。体験の価値あり。

屋上にあがった瞬間、まぶしくて目をあけていられない体験をする。しばらくするとようやく目が馴れて風景が見えてくる。真っ白な空間。影の無い世界。ここまで光が充満していると人間はうまく歩くことができないことを知る。



最後に東岡崎駅会場を見学して、岡崎エリア見学ツアーは14時過ぎに解散。芸術監督による解説付きのぜいたくな見学会であった。

そのまま、愛知県美術館へ。15時30分過ぎに到着。地下2階には、ヤノベケンジさんの作品である《サン・チャイルド》が展示されている。


エレベーターで一気に10階へ。

16時より《ウルトラ・サン・チャイルド》を前に《太陽の結婚式》が行われる。結婚式に彩りを添えるべく、名古屋音楽大学の学生が演奏を担当する。



まず最初に、芸術監督の五十嵐太郎さんによる挨拶。岡崎から戻ってすぐの挨拶です。
いやはやタフです。


新郎新婦入場。メンデルスゾーンの結婚行進曲が会場いっぱいに広がる。電子オルガンによる演奏。場は大いに盛り上がり、拍手と写真の嵐。



誓いの言葉。ヴァイオリン演奏が色を添え雰囲気を盛り上げる。


ヤノベケンジさんの挨拶。


最後に、新郎新婦がチャペルの鐘を鳴らし、二人が結ばれたことを告げる。


記憶に残る素敵な結婚式となりました。どうぞお幸せに。

さて、演奏を担当させていただいたのは、ヴァイオリン、フルート、ピアノ、電子オルガンの3年生4人。素晴らしい演奏で、式をおおいに盛り上げてくれました。

緊張から解放された4人。結婚式後に記念撮影。


あいちトリエンナーレは10/27まで続く。

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