昼過ぎに大学を出て、鈴鹿市民会館へと向かう。
三重県立白子高校の創作ミュージカルを鑑賞。井上靖の小説で映画にもなった「おろしや国酔夢譚」で有名な鈴鹿が生んだ偉人である「大黒屋光太夫」をモデルにした創作ミュージカルを白子高校が毎年上演している。今年は、歌唱指導を本学の松下雅人准教授が行い、歌唱のレベルがぐっとアップした。本学の大学院生と学生も指導をサポート。本学の大学院生が大黒屋光太夫を演じた。名古屋音楽大学声楽コースの学生も出演して、脇を固めた。
時間の都合で、前半だけを鑑賞させていただいたが、上々の出来だったと思う。高校生たちの歌唱力も相当に向上したと聞いている。白子高校とは昨年、提携関係を結んだ。今後、さらに協力関係が進んでいくことを期待している。
鈴鹿から伊勢鉄道に乗り、津へ。津から近鉄特急で大阪難波へ。
大阪倶楽部4階ホールにて開催の「2台、3台、4台のチェンバロの為の交響曲 全曲演奏会」を聴く。カフェ・ツィンマーマン時代のJ.S.バッハによる複数台のチェンバロ協奏曲の全曲演奏という企画である。ちょうど第1部を終えた休憩に会場に到着。3部構成の第2部から聴くことができた。
休憩中のチェンバロの調律にも余念がない。
中野振一郎本学客員教授による流麗な解説とともに、演奏が進行する。
最後は、華やかな4台チェンバロ。
チェンバロ協奏曲に酔いしれる素晴らしい時間を過ごすことが出来た。感謝。
大阪のバルで軽く夕食をとったのち、新幹線にて名古屋へ戻る。
名音大へ行こう♪
名音大を体験しよう!
“やっぱ名音♪”