2011/05/03

5月3日(火)曇時々雨 ~東海大學との調印式~ 台湾2日目

台湾2日目。台北の安ホテルで迎える朝。

朝食後、台北車站(台北駅)へ。予約しておいた新幹線チケットを手に入れる。本日の台中往復と、明日の台南往復のチケットである。

9時40分、同行の金山教授とタクシーにてYAMAHA Artist Centerへ。ここへの訪問は私は3回目である。調律師の洪さんが快く迎えてくれた。金山教授のピアノの試演も聴かせていただく。1時間以上お邪魔したのち、いったん台北車站までタクシーで戻り、路地の屋台で昼食をとる。つかの間の台湾観光である。



13時20分にホテルを出て、再び台北車站へ向かう。14時の台湾高鐡(HSR=HighSpeedRail=新幹線)にて台中に向かう。台中までは約1時間。




HSR台中車站からタクシーにて東海大學の正門へ向かう。15時20分過ぎ、予定通り、張静華さんと王美琪さんと合流。
張さんは東海大學国際教育合作室の執行秘書。今回の訪問を丁寧にコーディネイトしてくれた。王さんは名古屋音楽大学の大学院を2年前に修了した本学の卒業生。現在、台南応用科技大学で電子オルガンの講師を務めている。


東海大學は極めて広大なキャンパスをもっている。キャンパス内には牧場もある。

まずは、キャンパスの象徴的建物であるチャペルを見学。国際教育合作室国際学生交流組主任の王良原先生も合流、丁寧にご案内いただく。





天上へと伸びる曲線が美しい素敵なチャペルである。



16時、音楽系の校舎へ。学生たちの雰囲気が名音大と一緒。とても似ているというよりも、同じ空気を感じる。不思議な体験。陳思照音楽系主任が自らご案内してくださる。こうしたアットホームな雰囲気も本学と一緒である。


16時30分、音楽ホールへ。会場には教員スタッフだけでなく、音楽系の学生たちがたくさん集まり、調印式を待ちかねている。

学生たちによる弦楽四重奏の後、東海大學紹介のビデオ。


16時50分、東海大學の程海東校長からご挨拶。東海大學は130以上の協定校を持つが、単科大学との交流協定は二校目であること、音楽系を軸にした協定は初めてであることが紹介された。今回の協定にかける東海大學の決意、そして東海大學音楽系の意気込みと熱意を強く感じる。


続けて名古屋音楽大学を代表して高橋肇が挨拶。程校長先生と陳主任に特に感謝の念を述べる。名古屋音楽大学は小さな単科大学であるが、共通の空気をもつ東海大學音楽系との交流に期待していること、両校の音楽交流が発展することへの期待を述べる。


最後に陳主任が、今回の協定に至る経過を説明しつつ、各先生方への感謝の念を述べる。


調印式。少し緊張。




お礼品の交換。 


記念撮影。


声楽演奏。威爾第 茶花女 飲酒歌。ヴェルディ 椿姫 乾杯の歌。陳主任も自慢のテノールを披露する。



学生による打楽演奏。


演奏を聴いてさらに実感。名音大生とすぐにでもコラボレーションできる。そういう雰囲気。

調停式は無事に終了し、場所を移して18時より歓迎の晩餐。






楽しい時間はあっという間に過ぎ去る。

素敵な出会いに感謝感謝の一日でした。

21時15分の台湾高鐵HSRにて、台中から台北へ戻る。22時過ぎ、ホテル着。



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