2015/09/11

9月11日(金)晴。 〜創立50周年記念式典・祝賀会〜

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今日は、名古屋観光ホテルにて、名古屋音楽大学創立50周年記念式典・祝賀会が開催された。朝8時過ぎから祝賀会での演奏に出演する学生たち200名以上が集結。朝からリハーサルに余念がない。


10時から受付が始まり、11時より開式。受付のロビーでは、懐かしい面々との久しぶりの再会を含めて、たくさんの会話の輪が広がる。

11時。いよいよ開式。音楽関係、芸術文化関係者を中心に、各界より270名の方々にご臨席を賜わった。ご多用の中ご臨席いただいたことに心より感謝するとともに、名古屋音楽大学への期待の大きさを改めて目の当たりにし、身も心も引き締まる思いであった。


式典冒頭にてまずは、50周年記念映像の上映である。(約6分)(現在、YouTubeにて公開中)


続いて、理事長式辞、文部科学大臣下村博文様(代読)、愛知県知事大村秀章様、名古屋市長河村たかし様より、ご祝辞をいただいた。

最後に学長謝辞を述べさせていただいた。ご臨席の方々への感謝を述べたのち、今後の名音大について次のように決意を述べた。

「さて、名古屋音楽短期大学として創立されて以来50年、本学は中部地区でもっとも歴史と伝統のある音楽大学として、歩み続けてまいりました。今後もその歩みは止まることはありません。
名古屋音楽大学は、学生たちにとっての「それぞれの音楽、それぞれの可能性」を大切にしながら、「育てる大学、育つ大学」として、今後も進化し続けます。音楽という「専門を究めることで、人間力を鍛える」ことを教育の基本に置きつつ、新しい時代の音楽に取り組んでまいります。名古屋音楽大学は三つの領域におけるクロスオーバーに取り組みます。
あらゆる古典も昔は現代音楽でした。これまで、日本の音楽大学は主としてclassicalな音楽に取り組んでまいりました。classicalという言葉には古典的という意味の他に、階級的という意味があります。対義語はpopularです。一般的、大衆的という意味の他に、人気のあるという意味があります。一つ目のクロスオーバーは、classicalとpopularというジャンルを超えるということです。
二つ目は、時代を超えるということです。今年で4回目となりますが、チェンバロやパイプオルガンをメインにムジカ・ダ・カメラという演奏会に取り組んでおります。バロック音楽を始めとする、古典派音楽以前の時代の音楽にも積極的に取り組んでまいりたいと思います。すでに現代音楽にはいろんなジャンルにおいて取り組んでおりますが、時代を超えた音楽のクロスオーバーにますます積極的に向き合っていきたいと思います。
三つ目のクロスオーバー領域は、地域と世界です。本学には邦楽コースがございます。箏・三味線・尺八だけでなく、創立以来、笙・篳篥などの雅楽にも取り組んできた伝統がございます。また、ガムランなどの民族音楽にも積極的に取り組んでまいりました。西欧という地域や民族を超えた音楽のクロスオーバーに取り組みます。
以上、三つの領域におけるクロスオーバーに取り組むことで、地域と世代と世界に開かれた音楽大学を目指します。
名古屋そして愛知が、より普遍的でより個性的な音楽文化の一大発信拠点となるよう、微力ではありますが、関係者一同、精一杯に努力してまいる所存です。どうか皆様方からの旧に倍する社会的なご支援をよろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、このあとの祝賀会におきまして、本学の現状の一端をご披露させていただきます。現在音楽大学で学ぶ現役の学生たちの演奏をぜひお聴きいただきたく存じます。本日は200名を越える学生たちが演奏を披露いたします。どうか最後までお付き合いくださいますようお願い申し上げて、謝辞に代えさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

2015年9月11日
名古屋音楽大学 学長 髙橋 肇」

式典ののち、12時より祝賀会。ロビーでは邦楽アンサンブルの演奏が披露された。



オープニングファンファーレ。R.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」より冒頭部分。


松下雅人学部長による乾杯。


しばらく歓談ののち、ピアノ教授陣5人10手による演奏。J.シュトラウス II「美しく青きドナウ」(イムレ・ローマン編曲)。見応えも聴き応えも充分の演奏であった。


続けて、管楽アンサンブル。R.シュトラウス「セレナーデop.7」より。


しばらく歓談ののち、オーケストラによるワーグナー「ニュルンベルクのマイスタジンガー」前奏曲のあと、モーツァルト「フィガロの結婚」より第4幕フィナーレ。



そして最後は、ベートーヴェン「第九」第4楽章より。200人を超える学生たちによる圧巻のフィナーレとなった。



めいおんの素晴らしい学生たちに感謝である。



式典・祝賀会の様子については、名古屋造形大学の小林亮介学長のブログにも詳しくご紹介いただいた。
ぜひこちらもご覧ください。http://www.nzu.ac.jp/blog/kobayashi/

祝賀会終了後、学生たちと祝賀会場にて昼食ののち、片付け・撤収。

大学に戻り、16時より、知的財産ネットワーク会議。

会議を終え、しばし大学にて業務。18時30分過ぎに大学を出る。

20時より、ポーランド国立カロル・リピンスキー音楽大学の学生たちとの最後の夜を過ごす。お寿司が食べたいとのリクエストに応え、打楽コースの学生たちとお寿司を囲んでの夕食会である。足掛け6日間の日本での滞在を終え、明日にはポーランドに帰国する。


長い一日が終わった。このあといつもの店へ。クールダウンのつもりがお店のマスターと常連たちともう一軒はしごすることに。深夜に帰宅。熟睡。


専門を究める。人間力を鍛える。
Meion 50th Anniversary Year
since 1965-
Nagoya College of Music
名古屋音楽大学は創立50周年を迎えました

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